キラキラ☆日記

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zoom RSS ルーズヴェルトは7−8がお好き

<<   作成日時 : 2014/04/28 00:30   >>

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 野球の点差でいちばんおもしろいのは7−8。そう言ったのは、アメリカのルーズヴェルト大統領という。俺は大量点差からの逆転が好きだーー青島製作所の創業者にして会長の青島(山ア努)は、そうつぶやいた。

 いや、なんだかんだでおもしろく観させていただきました、「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)。
 日曜劇場枠で池井戸潤原作といえば、「半沢直樹」を当て込んだ柳の下のドジョウ臭がぷんぷんします。
 が、そこで二番煎じに眉をひそめるのではなく、時に半笑いも交えつつ、「半沢」テイストを味わうのがこのドラマと向き合う最適スタンスかな、と判断しました。

 「半沢」は、主人公が社外、社内、役人などのさまざまな敵と闘う「1対多」で物語が進む。観る者はヒーロー半沢直樹への共感と、半沢=堺雅人のキレ演技が生み出すカタルシスに酔った。でも一方で、いいもんと悪いもんがあからさまに分かれるキャラクター設定に物足りなさを覚えた。本当に悪いヤツは、悪そうな顔なんかしないもの。

 その点、「ルーズヴェルト」は、視点が複眼的でした。中途入社だがヒット商品を発明してトップに躍り出た社長(唐沢寿明)。野球部を、社食を、そして会社を愛する会長。生え抜きで旧来の青島イズムを捨てられない専務(江口洋介)。データ野球を繰り広げる謎の野球部監督(手塚とおる)。練習を大義名分に仕事を抜けて、同僚に白い目で見られる野球部員(和田正人)。同僚の誘いに絶対乗らない派遣社員。野球部の試合に必ず現れてヤジを飛ばす男(マキタスポーツ)。「青島」とかかわりながらも、その視線はそれぞれに異なる。
 人員整理と企業メセナという真逆の要素に、社長の細川はどう折り合いを付けるのか。ハケンボーイは青島杯をきっかけに野球を取り戻すことができるのか。登場人物の数だけ敵がいる「多対多」の物語を期待したいです。

 そして「半沢」が開発した「この人誰?」的キャスティングは、今回も有効。ヘンな先入観なしで物語に集中できるのがステキです。個人的には、ジジイなのにかっこいい山アさんと、不敵な手塚とおるさんと、ふてぶてしさがハンパないライバル会社社長の立川談春さん、ポストモロ師岡さんの呼び声高い(ウソ)、絶賛脇役バブル中のマキタスポーツさんを生温かく見ていきたいです。ま、香川照之の大和田常務アゲイン、はご愛嬌ということで。

 1話を観る限りでは、江口がずいぶん抑えているなあ、と思いました。ワンマン社長に反目するかと思いきや、むしろ社長を立てつつ、事を荒立てないように収める役回り。あら好感度上がるじゃないの江口。って余計なお世話か。
 江口がオレオレな役をやると、やんちゃなわがまま大王みたいな感じになりがちですが、唐沢のワンマン社長は、ワンマンであるがゆえの孤独もにじませ、物語に厚みが出たように思います。

 それにしても、貸し渋る銀行の融資担当者(宮川一朗太)が泣いてパソコンのふたを閉めるくだりは、まるで「半沢」デジャブだったなー。
 とはいえ、来週以降も楽しみにしたいと思います。

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